GCC Worldwake GameDay Semifinal

by Sato Kouhei

オオクボのジャンドについては準々決勝のカバレッジを参照していただきたい。
対するは、スイスラウンドを4-1-1の7位で通過し、準々決勝でジャンドを降して勝ち抜いたハセガワ。

ハセガワの使うバントは、マナクリーチャーからの高速展開をプレインズウォーカーや《数多のラフィーク/Rafiq of the
Many(ALA)》でバックアップし、殴り切るアグロタイプ。そこに、アドバンテージエンジンとして《石鍛冶の神秘家/Stoneforge
Mystic(WWK)》が搭載され、突破力補助として各種装備品がシルバーバレットされた独特のデザインだ。

オオクボとハセガワは、毎週のように神奈川県のとあるカードショップで行われるドラフトコミュニティの住人であり、こうして関東各地のトーナメントにもともに足を運び研鑽し合う間柄。筆者もその一員なのだから試合前のトラッシュトークにも花が咲く。
二試合続けてオオクボの試合のカバレッジを書くこととなった筆者に対し、

オオクボ「今日はサトウさん全部俺の試合のカバレッジ書くことになりますよw」

ハセガワ「じゃあ俺がスタックでカバレッジのカバレッジ書くし」

と、意味が分かるのか分からないのか分からない雑談も、試合開始まで。

Game1
ダイスロールで4のハセガワに対し、12を出したオオクボが先手。

オオクボは即キープ宣言。ハセガワはやや考えた後、

ハセガワ「さすがにこのハンドじゃできねぇ」

と、マリガン後の6枚の手札をキープ。

1ターン目は土地を置くだけのオオクボに対し、返しのハセガワ、森から《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》。しかしこのマナ生物は返すオオクボの《稲妻/Lightning Bolt(M10)》で退場。バントのマナ生物の重要性は誰もが知るところ。

勢いを削がれたハセガワ、《セジーリのステップ/Sejiri Steppe(WWK)》を置いてエンド。

返すオオクボ、《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》から森をサーチし、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》をキャスト。

動きの思わしくないハセガワ、《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》を置くのみてターンを返す。

続くオオクボのターンの《朽ちゆくヒル》の攻撃に対しブロックが無いことを宣言するハセガワ。それでもなお「2点で」と言うオオクボに対し、《霧深い雨林》起動の島サーチから《バントの魔除け/Bant Charm(ALA)》で《朽ちゆくヒル》をデッキの底へ。
第二メインのオオクボ、《新緑の地下墓地》沼サーチから《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M10)》をキャストし、ビーストトークンを出してエンド。

反撃に出たいハセガワ、《霧深い雨林》を置いて《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》をキャスト。

返すオオクボ、ビーストで攻撃。これをハセガワ、少し考えてから《聖遺の騎士》でブロックを宣言し、《霧深い雨林》起動で4/4に成長させるが、オオクボの《稲妻》で退場。さらに追い打ちをかけるようにオオクボの第二メイン《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》キャストで土地をディスカードさせ、《野生語りのガラク》でトークンを追加。この状況に思わず

ハセガワ「キツ」

との声が漏れる。

手札、盤面とも苦しくなったハセガワは返しに《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》を出すのみ。

返しにオオクボはトークンで攻撃し、ハセガワはこれをスルー。第二メインのオオクボの《荒廃稲妻》でハセガワのハンドは0に。
さらに《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》を追加するオオクボの返しに、ハセガワのトップデッキはこの状況では何とも頼りない《貴族の教主》。

押せ押せのオオクボ、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》続唱から《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》で《水蓮のコブラ》を排除。
そのままフルパンチをハセガワ《貴族の教主》でブロックするが、次のドローを確認して投了を宣言。

ハセガワ0-1オオクボ

Sideboarding

ハセガワ
in
2《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle(ZEN)》
3《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》
3《瞬間凍結/Flashfreeze(M10)》

out
3《流刑への道/Path to Exile(CON)》
2《バントの魔除け》
2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
1《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》

ジャンドに効果のあるカードを投入し、効きにくいカードを抜く王道サイドボーディング。

オオクボ
in
2《死の印/Deathmark(M10)》
2《強迫/Duress(M10)》
1《バジリスクの首輪》

out
1《芽吹くトリナクス》
1《朽ちゆくヒル》
1《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》
2《稲妻》

サイドインされるであろう《ジュワー島のスフィンクス》を睨んで《バジリスクの首輪》、バントに刺さる除去の《死の印》、カウンター対策の《強迫》。

ハセガワ「お互いサイドとかだいたいわかりますよね」

言葉には出さないが同意した様子のオオクボ。ジャンド対バントのマッチアップを何度も重ねている両者らしいやりとり。

ハセガワ「マリガンのせいにしちゃいかんな。」

気持ちを切り替えて、さぁ2ゲーム目。

Game2
先手のハセガワは即キープ。後手のオオクボはやや考えてキープ。

ハセガワ、森から《貴族の教主》のロケットスタートの構え。対するオオクボは《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》セット。

ハセガワ、《セジーリのステップ》を置いて《貴族の教主》で攻撃。お題目通りのロケットスタートとはいかず。

オオクボ、これを見て返しの《稲妻》で《貴族の教主》を除去。

またしてもマナ生物を焼かれテンポを削がれたハセガワ、《新緑の地下墓地》セット即起動から《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M10)》をキャスト。

返すオオクボは《芽吹くトリナクス》でプレッシャーをかける。

受けて立つハセガワ、《水蓮のコブラ》を出すが、ここで土地が止まる。

チャンス到来のオオクボ、《芽吹くトリナクス》で攻撃、それをハセガワスルー。
さらに《野生語りのガラク》キャストでプラス能力の土地アンタップから《稲妻》で《水蓮のコブラ》を排除。

返すハセガワは《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》をセットするのみ。

オオクボ、《強迫》で《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth,
Knight-Errant(ALA)》、《ジュワー島のスフィンクス》、《数多のラフィーク》と言ったハンドから、《バントの魔除け》を抜き、ガラクのアンタップ能力から《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》が降臨。

土地が伸びず、盤面も苦しいハセガワ、トップから引いて来た《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》で《包囲攻撃の司令官》本体を除去。

返すオオクボ、《野生語りのガラク》大マイナス能力のオーバーランからの総攻撃で、

ハセガワ「何点あります?」

と尋ねるものの、オオクボの計算を待たずに敗北を宣言するハセガワ。

ハセガワ0-2オオクボ

ハセガワ「いつもHIROさんとやると勝っても負けてもレポート短いんでねw」

オオクボ ヒロノブ 決勝進出!

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