Tag Archive: ゲームデー


Garden City Convention 50th Quarterfinal coverage 2

準々決勝 カナモリユウスケ vs モリカワユウヘイ 

write by Ebie Kunisato

 

50回目という節目を迎えたGerden city convention。
台風接近による大雨強風波浪警報が鳴り響く中、予選ラウンド6回戦を見事勝ち抜いた8名による決勝トーナメントが始まった。

「よろしくお願いします!」
元気良く挨拶をして着席したのは予選1位通過のカナモリ。
いつもニコニコしながらマジックをプレイする姿が印象的で、GCC初期から継続して参加している、所謂常連プレイヤーの一人だ。
「マジックは楽しくなきゃ」をモットーとする彼は、今日は予選ラウンドを目一杯楽しんだようで、成績はなんと6-0。
カナモリ自身の素直な気持ちにデッキがちゃんと答えている、といったところか。
使用するのは彼の愛するビートダウンレパートリーの中から選ばれた、オリジナルの赤黒ゴブナイトだ。

対するモリカワは、4-2という成績ながら、様々な巡り合わせにより8位へ滑り込んだ。
「2敗でドロップしなくて良かったね」と友人に声を掛けられ、静かに頷く。
上記の台詞も要因の一つだが、4-1ラインのプレイヤー数名がIDを選択しなかったこと、モリカワのOMPが高かったこと、このうちのどれが欠けてもモリカワはこの場所にはたどり着けなかった。

今、モリカワの目の前には、彼のOMP急上昇の一端を担った男が座っている。
2回戦目でカナモリの速攻に押し切られた時の事を思い出してか、これまで寡黙だったモリカワが一言呟く。
「リベンジしなきゃ」
その短い言葉から、モリカワの確かな闘志が伝わってくる。
使用デッキは火力を多めに採用した独特な青赤緑Toolbox。

 

Game1

 

先攻はカナモリ。
初手に《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》を発見し、即キープかと思いきや、3枚の土地が全て《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》。
1t目に展開できないハンドを嫌ってかアグレッシブにマリガンを選択したが、結果は無常にも《先達》が抜けた上に、土地はやっぱり《竜髑髏》2枚という劣化した6枚に。
でもまあ除去がいっぱい来たからやむなし、とこれをキープ。

一方のモリカワも実は悩みに悩んでいた。
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》、《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》、土地5枚。
カナモリの展開次第では即ゲームオーバーとなり得るが、《稲妻》と今後の引きを信じてキープを宣言した。

カナモリの初動は2ターン目の《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》。
最初のドローで《極楽鳥/Birds of Paradise(M11)》を引いたモリカワは、カナモリのタップインランドスタートを受けて、《稲妻》を構えていた。
素直にハンドを公開し、カナモリは《稲妻》を指定。

3ターン目には、初手には無かった《メムナイト/Memnite(SOM)》を《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》キッカーで走らせるが、返しのモリカワのドローは《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》という素晴らしいもので、早速《メムナイト》に1点を。
邪魔なティムには《血の復讐/Vendetta(ROE)》、そして《恐慌の呪文爆弾/Panic Spellbomb(SOM)》を置いてターンを終えるカナモリだが、土地は2枚から伸びず。
続いてモリカワがドロー後即プレイした《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》にも泣く泣く《血の復讐/Vendetta(ROE)》を浴びせるが、そうなると《極楽鳥/Birds of Paradise(M11)》経由で5ターン目に登場するであろう《霜のタイタン》への対処策が無くなるわけで。
少なすぎる土地を縛られてしまったカナモリ、盤面にポツンと取り残された《ゴブリンの奇襲隊》1枚では為す術なし、と投了。

モリカワが賭けに勝った。

 

カナモリ 0-1 モリカワ

 

モリカワは無用の《マナ漏出/Mana Leak(M11)》をアウトし、追加のティムと《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》を。
カナモリはサイドボードに用意していた火力を8枚投入した。

 

Game2

 

Game1では予選ラウンド全勝の勢いが全く感じられなかったカナモリだったが、息を吹き返したかオープンハンドには《先達》が3枚!
土地は山1枚のみだが、鬼回りを予感させるこの初手を勿論キープ。

結果、2ターン目に3体の《先達》が、モリカワに襲いかかる。

《稲妻》、《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》とダメージを食らいつつも捌くモリカワだったが、カナモリは3ターン目にもしっかり土地を引き、《ゴブリンの小槌打ち/Goblin Gaveleer(SOM)》プレイからの《奇襲隊》キッカーでモリカワのライフを早くも7に。
モリカワも《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》プレイ、《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》セット即起動からの《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》→《メムナイト/Memnite(SOM)》、と展開は良いはずなのだが、カナモリから放たれた《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》によって崖っぷちに追い込まれる。

再びフェッチ起動からの《強情なベイロス》で残ライフを6とするが、カナモリの次なるドローは《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain(M11)》。
これをプレイしてからの再びのフルアタックにより、ライフが2まで落ち込んだモリカワは必死にブロッカーを用意したのだが、その努力を無に返すかのように、カナモリはライブラリートップをそのままモリカワに叩きつけた!

 

《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》。

 

カナモリ 1-1 モリカワ

 

Game3

 

先攻のモリカワは1ターン目《極楽鳥》からの《粗石の魔道士》→《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》サーチと順調なスタート。
対するカナモリはこの2体を《電弧》する滑り出し。
続く《獣相のシャーマン》も《電弧》で焼き払うが、後手後手に回っていて、カナモリはクロックを用意出来ていない。
モリカワが4ターン目に《ベイロス》をプレイしたことで場が膠着、《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder(SOM)》、《ゴブリンの酋長》と並べてはみるが、アタックには行けない、通らない。

モリカワのドローは、カナモリの心を折る2枚目の《ベイロス》。
そして、それに続いた《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》、《火花魔道士》によって逆転の目を完全に摘んだモリカワによる慎重なアタックの前に、カナモリは「ありがとうございました!」と右手を差し出したのであった。

モリカワ、リベンジ成る。

カナモリ 1-2 モリカワ モリカワwins!

Garden City Convention 50th Quarterfinal coverage

GCC 50th Scars of Mirrodin Gameday Quarterfinal coverage

by Kouhei Sato

ミラディンの傷跡で導入された”陣営戦”。カードに刻まれた模様をフィーチャーした、ゲームデイの新しい試みだ。会場には、陣営デッキを使ってプロモーションカードを欲するプレイヤー、ストーリー世界の雰囲気を味わいたいプレイヤーがいる中で、いつものように自分の好きなデッキを使うプレイヤーがいる。

各々の哲学が渦巻いてはいるが、そこにあるのはいつものGCC。各々のスタンスのマジックの楽しみが積み重なって、この日で50回目を迎えた。


GCC 50th Scars of Mirrodin Gameday Quarterfinal
Ryosuke Kumano – Masaya Okamoto

準々決勝。すでにTOP8のプロモーションカードの《鍛えられた鋼/Tempered Steel》を確保しているプレイヤー達にとって、ここから先は己の名誉であったり、意地であったり、そんな無形のもののための戦いになる。

「当たるの初めてですね」と、話しながら席に着く両者。クマノはGCCでは常連中の常連と言って差し支えない、創成期を知るプレイヤーの一人。この日も得意とする「上陸ボロス」を駆りシングルエリミネーションの舞台へ駒を進めた。

対するは最近になってGCCに参加するようになったと言うオカモト。使用デッキは「ナヤ同盟者」。前の週も別の大会でTOP8に進出するなど、結果を残している愛機を「ミラディン軍」仕様にチューンアップして来た。

環境1、2を争う速攻ビートダウン同士のマッチアップ。勝利というゴールに先に辿りつくのはどちらか。

Game1
先手はオカモト。速度がモノを言うこのカードにおいて幸先の良いスタート・・・だが、手札を見ると即マリガン。先が思いやられる。
後手のクマノは小考してのキープ。オカモトも、1マリガンの後キープ。

オカモトの初動は《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket》からの《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》。

同盟者の黄金パターンに持ち込ませたくない後手のクマノは少し考えた結果、《沸騰する小湖/Scalding Tarn》から山をサーチし、《ゴブリンの先達/Goblin Guide》をキャスト&アタック。誘発能力でめくれた《城壁の聖騎士/Talus Paladin》に苦い顔。

先鋒が除去されずに一安心のオカモト。2ターン目の《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》で自由刃を育て、2点のアタック。

先のターンに捲れた《城壁の聖騎士/Talus Paladin》に気が気でないのはクマノ。一刻も早く殴り切るべく《ゴブリンの先達/Goblin Guide》アタック→捲れる《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》。そして第二メインフェイズに土地を置いてマナ同盟者に《稲妻/Lightning Bolt》。ブン回りを防ぐ。
その後《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》と《ゴブリンの先達/Goblin Guide》が一発ずつ殴り合った後、先に援軍を追加したのはクマノ。《板金鎧の土百足/Plated Geopede》をキャスト後、《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》で上陸の弾を補充してターン終了。

返すオカモト、《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》で3/4になった自由刃でアタック。ブロック無しを選択したクマノのライフは12。

ここで盤面に目を落とし考えるクマノ。《湿地の干潟/Marsh Flats》をセットして上陸した《板金鎧の土百足/Plated Geopede》でアタック。受けるオカモトはダメージを計算した上でブロックなしを選択。それに対応してクマノ、二枚のフェッチランドを起動。山と平地をサーチして7点ダメージを与え、オカモトのライフは7。さらにクマノ、盤面に《戦隊の鷹/Squadron Hawk》を追加。ライブラリーから二枚の仲間をサーチし、ブロッカーと手札の両面の充実を図る。

返すオカモト、既に見えている《城壁の聖騎士/Talus Paladin》を満を持してキャストし、自軍を強化し、総攻撃。ブロック無しを選択したクマノに8点ダメージを与えダメージレースをひっくり返す。ライフはオカモト15、クマノ4。

一度の戦闘でライフ面で不利に立ったクマノ。じっくり考えた末にキャストしたのは《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition》。そして《湿地の干潟/Marsh Flats》をセット後、上陸した《板金鎧の土百足/Plated Geopede》単独でのアタック。オカモトのブロックがないことを確認し、フェッチランドを起動。1点のライフと引き換えに百足を強化し、5点のダメージを与える。戦闘後には追加のブロッカーとして、前のターンにサーチした《戦隊の鷹/Squadron Hawk》を投入し、ターンを返す。

何とか持ちこたえようとするクマノだが、続くオカモトの手は二枚目の《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》。同盟者達がさらに強化され、ブロックせざるを得ない状況に持ち込み、ライフ・盤面の双方でクマノ陣営を壊滅的状況に陥れる。続いてキャストされる《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》とブロッカーが消え失せた自身の戦場を見て、クマノは投了を宣言。

クマノ0-1オカモト

Sideboarding

クマノ
in
1《稲妻/Lightning Bolt》
1《未達への旅/Journey to Nowhere》
1《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》
3《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage》
out
4《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition》
1《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》
1《冒険者の装具/Adventuring Gear》
同盟者のビートダウンに歯止めをかける除去を追加。特に「首輪魔導士」コンボは同盟者相手に非常に効果的。

オカモト
in
3《タクタクの潰し屋/Tuktuk Scrapper》
1《未達への旅/Journey to Nowhere》
3《コーの火歩き/Kor Firewalker》
out
3《死への抵抗/Withstand Death》
2《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
2《兵員への参加/Join the Ranks》
重いスペルを抜き、ボロスの装備品や赤い生物対策を投入。

Game2
先手のクマノは苦い顔をしつつも、初手をキープ。一方のオカモトは前の試合と打って変わっての即キープ。

幕開けはクマノの《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》。返すオカモトは《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》をタップイン。

ブン回りパターンではない相手の初動を見てクマノ、《湿地の干潟/Marsh Flats》セット→起動の上陸二回で4点ダメージ。《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》を置いてターンエンド。好調な滑り出しと言える。早くも押され気味のオカモトのファーストアクションは《コーの火歩き/Kor Firewalker》。

だが白い《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》は止まらない。クマノの3ターン目、二枚目の《湿地の干潟/Marsh Flats》。これにはオカモト「強えぇ」。この猫のアタックを、今後の赤いカードをケアしてスルー。それを見てのフェッチ起動。さらにアタック後に《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》。この攻勢にオカモトの口からは「キツい」のひと言。

攻められっぱなしでは厳しいオカモト、《乾燥台地/Arid Mesa》から山をサーチし、キャストしたのは《カビーラの福音者/Kabira Evangel》。このゲーム最初の同盟者をブロッカーに据え、《コーの火歩き/Kor Firewalker》で攻撃に転じる。

2点のダメージなど意に介する様子の無いクマノは、さらに《沸騰する小湖/Scalding Tarn》で上陸。即起動して二度目の上陸。サーチした山からの《稲妻/Lightning Bolt》で《カビーラの福音者/Kabira Evangel》を除去し、《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》を装備した猫でアタック。思い出したように「《復讐蔦/Vengevine》落ちたらどうしよう」とつぶやくが、一気に6点のダメージを与えつつブロッカーの狼を追加してライフ・盤面の両面で優位に。

いよいよ追い込まれたオカモトはせめてものブロッカーに《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》を出すが、クマノのターン、《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》が手ぶらの猫に装備され、そして手札から放たれる《乾燥台地/Arid Mesa》。オカモトは苦笑いしつつも二匹の猫をチャンプブロック。何とか生き延びるも、返すターンに解答なく投了。

クマノ1-1オカモト

Game3
両者キープ。先手オカモトは《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket》を置いてエンド。その裏にクマノの《ゴブリンの先達/Goblin Guide》が走るが、捲れたのはGame1のデジャブか《城壁の聖騎士/Talus Paladin》。こいつに良い思い出の無いクマノは苦悶の表情。

ゲームプランが明確になったオカモトは《コーの火歩き/Kor Firewalker》でゴブリンをストップに向かうが、このブロッカーはクマノの長考の末、《未達への旅/Journey to Nowhere》で追放。邪魔者を退けて先達のダメージを通すが、返しのオカモトの手は《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》。この先制攻撃と警戒もクマノには厄介な存在。

何とか突破して《城壁の聖騎士/Talus Paladin》の前に少しでも多くのダメージを与えたいクマノ、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》キャスト後《沸騰する小湖/Scalding Tarn》セット・起動からの《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》キック、そして総攻撃。まず森が捲れた後にオカモトは先達をキャッチ。合計で7点のダメージを与え、クマノはターンを返す。

続くターンのオカモト、満を持しての《城壁の聖騎士/Talus Paladin》で《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》を強化しつつライフを獲得。

ますます固くなったオカモトの盤面を前に、クマノ熟考。《コーの空漁師/Kor Skyfisher》で平地を戻し、山をセット。そして《ゴブリンの先達/Goblin Guide》二枚。隙あらば一気に倒しにいける陣容を整えてターンを返す。

しかし、その目論見を阻むような《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric》、《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》と同盟者の連打。計7点のライフと合計4つの+1/+1カウンター、そして絆魂を得た二体の同盟者でのアタック。これを受けるクマノ、先達二体と空漁師で聖騎士を打ち取るが、盤面・ライフレースともに大きく不利に。逆転を託した《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage》をキャストし、ターンを返す。

返しのオカモト、《カビーラの福音者/Kabira Evangel》キャストは、対応して火花をオンドゥへ撃ち込まれライフゲインはならず。《未達への旅/Journey to Nowhere》キャストで《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage》を排除し、プロテクション赤を得た6/6絆魂の《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》でアタック。これを通してライフはクマノ10に対し、オカモト28。圧差である。

クマノ、《戦隊の鷹/Squadron Hawk》をキャストしせめてものブロッカーを用意するが、返しのオカモトの《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》、《タクタクの潰し屋/Tuktuk Scrapper》の連打で全軍がプロテクション白と赤を得たところで、クマノ投了。

クマノ1-2オカモト

オカモト マサヤ Wins!

Magic 2011 GameDay Final coverage

Magic 2011 Gameday Final coverage

by Kouhei Sato

ゼンディカー発売後から制定された、スタンダードの祭典ゲームデイ。いつもの大会であったり、ショップであったり、それぞれのコミュニティの頂点を争うこの大会。シングルエリミネーションの決勝ともなればさぞかし緊張感が漂うのだろうと思いきや、勝ち残った二人が二人なだけに、終始和やかな試合となった。

———-

Magic 2011 Gameday Final
HIdeaki Noya – Ryousuke Kumano

「蘇生ジャンド」のノヤと、「上陸ボロス」のクマノ。それぞれのデッキと、戦いぶりについては準々決勝・準決勝の模様を参照していただきたい。

ここのところの「遅い」スタンダード環境の中では異彩を放つ速攻ビートダウンデッキ同士のマッチアップとなった決勝戦。殴り合いを制するのは果たして。

Game1
最近マジックをプレイできていなかったと言うノヤは

ノヤ「浦島太郎でここまで来ました」

と、口は軽やかだが、先手を取りながらも初手に恵まれず、マリガン。対するクマノは元気よくキープを宣言。

初動はクマノの1ターン目、《沸騰する小湖/Scalding Tarn》からの《ゴブリンの先達/Goblin Guide》が走って先制パンチ。ノヤも2ターン目に《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》をキャストし、その裏のクマノは《板金鎧の土百足/Plated Geopede》と、お互いに好スタートを切る。

ゲームが大きく動いたのは3ターン目。《獣相のシャーマン》の能力で《朽ちゆくネズミ/Rotting Rats》をサーチし即キャスト。この一連の流れで墓地に《絞り取る悪魔/Extractor Demon》と《復讐蔦/Vengevine》を送り込みつつ、クマノに《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》を捨てさせる。
一方のクマノは《乾燥台地/Arid Mesa》を置いて即起動。《地震/Earthquake》X=2でノヤの盤面を一掃しつつ、唯一戦場に残った《板金鎧の土百足》の一撃を叩き込んでノヤのライフを一桁に落とし込む。

ライフ・盤面ともに苦しくなったノヤ。《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》をキャストするが、その上をクマノの《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth,
Knight-Errant》のサポートと上陸で巨大化した《板金鎧の土百足》が飛び越え、ノヤのライフはわずかに3。

《絞り取る悪魔》を蘇生させて、飛行付与のプレインズウォーカーだけは処理するノヤ。返しの《板金鎧の土百足》は《朽ちゆくヒル》のチャンプブロックで防ぐが、クマノは第二メインの《イーオスのレインジャー》キャストで《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》二体を手札に補充する。

ここで《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》を持ってこなかったと言うことは・・・?

力なくブロッカーを立ててターンを返すのみのノヤに対し、クマノのラストターン、フェッチランドで上陸した二体の《ステップのオオヤマネコ》、《イーオスのレインジャー》が手札に抱えていた《ゴブリンの奇襲隊》のキックで戦場を駆け抜けてゲームを決めた。

ノヤ 0-1 クマノ

Sideboarding
ノヤ
in
2《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch》
2《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
3《破滅の刃/Doom Blade》
2《強迫/Duress》
out
3《恐血鬼/Bloodghast》
1《絞り取る悪魔》
1《獣相のシャーマン》
1《朽ちゆくヒル》
1《よろめく死体/Shambling Remains》
2《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
攻撃を捌く・押しとどめるカードを投入。アウトはブロッカーにならない《恐血鬼》以外は広く浅く。

クマノ
in
2《天界の粛清/Celestial Purge》
out
1《地震》
1《流刑への道/Path to Exile》
蘇生対策に有効な追放系除去を追加。

Game2
両者、初手を見つめ考えながらもマリガンなしでのスタート。

後手1ターン目のクマノの《ステップのオオヤマネコ》をノヤが《朽ちゆくネズミ》で迎え撃つ。このネズミはお互いに蘇生生物(《絞り取る悪魔》と《地獄の雷/Hell’s Thunder》)を捨てさせつつ、次のターン《ぐらつく峰/Teetering Peaks》で大きくなったネコの攻撃をチャンプ。

序盤をのらりくらり捌きたいノヤは、手札破壊とゲームプランの組み立てを兼ねて《強迫》をキャストし、《流刑への道》を抜く。返しの《ゴブリンの奇襲隊》キックに加えフェッチランドで二回上陸したネコも《破滅の刃》で除去して、致死量のダメージを受けずにターンを稼ぐ。
そして隙を見ての《絞り取る悪魔》蘇生でダメージを与えていく、ノヤが完全にコントロール側に立つゲーム展開。

長引くとノヤの墓地リソースが機能し始める。そうなる前に早くダメージを重ねたいクマノは《イーオスのレインジャー》で《ステップのオオヤマネコ》、《ゴブリンの奇襲隊》と弾丸を補充。

受けるノヤはブロッカーに《マラキールの血魔女》を立てるが、お構いなしに攻め込むクマノ。《ステップのオオヤマネコ》、《ゴブリンの先達》、《ゴブリンの奇襲隊》キックと立て続けにキャストし、フェッチランドの上陸二回のオマケ付きで総攻撃。ここでノヤはネコを止めてライフを守るよりも、頭数を減らすべく《イーオスのレインジャー》を血魔女でブロック。プロテクションで一方的に打ち取ったものの、ノヤのライフは一気に致死圏の4に。

さらに続くクマノのターン、《地獄の雷》を蘇生。上陸できなかったネコを除いて総攻撃。《地獄の雷》は《マラキールの血魔女》で相討ち、《ゴブリンの先達》を《稲妻》で除去するノヤ。撃ち漏らした《ゴブリンの奇襲隊》二体の攻撃が通り、ノヤのライフは2と風前の灯。

その返しの《強情なベイロス》で幾許かのライフとブロッカーを得たノヤだが、このビーストは《流刑への道》で退場。続いて用意した《復讐蔦》は、クマノの《ゴブリンの先達》と《稲妻》の前には力不足だった。

ノヤ 0-2 クマノ

マジック2011ゲームデイの覇者はクマノに決定!

Congratulation クマノ リョウスケ!!

Magic 2011 GameDay Semifinal coverage

Magic 2011 Gameday Semifinal coverage

by Kouhei Sato

GCCのM11ゲームデイ。前口上はさておき、準決勝の模様をお伝えしよう。

———-

Magic 2011 Gameday Semifinal
Yuuki Matsumoto – Ryousuke Kumano

友人の紹介で最近GCCに参加するようになったというマツモトのデッキは、ヴァラクートに青がタッチされた独特のデッキ。致命的スペルをケアする《マナ漏出/Mana Leak》と、キーパーツをより速く掘り当てる《予感/Foresee》の為に青が足されている。当日朝に組み上げたというこの独自チューンのこのデッキを携え、スイスラウンド・準々決勝合わせて落としたゲームは1つのみと、破竹の勢いで勝ち進んできた。

迎え撃つのはGCC初期からの常連の一人であるクマノ。今回メタゲームを読んで選択したデッキは赤白上陸ボロス。一時はトップメタの一角になりながらもここ最近は下火になっていたアーキタイプで、構成自体はM11が入った後もほとんど変化は無いが、速攻デッキが強い環境になってきたこともあり、的確なデッキ選択と言える。スイスラウンド一回戦こそ落としたものの、その後をしっかり勝っての決勝ラウンド進出。

スタンダードの王者と、王を狙う刺客の一戦。

Game1
マツモト「3時にデッキ作ったから眠いです」

その眠気が影響したのか、ダイスロールの結果先手はクマノ。

やや苦い表情をしながらマリガンを宣言するクマノに対し、マツモトは長考。相手のデッキを踏まえた上で、思考を巡らせながらもキープを宣言。
クマノも1マリガンでゲームが出来るハンドを引き入れたようだ。

1ターン目に《ぐらつく峰/Teetering Peaks》を置く、決して良くないスタートのクマノ。初動は2ターン目の《板金鎧の土百足/Plated Geopede》。

その返しに《不屈の自然/Rampant Growth》をキャストし、着々とマナ基盤を構築するマツモト。土地が置けず1点クロックのみのクマノを尻目に、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》を置きつつ《耕作/Cultivate》で順調なマナ加速。

一刻も早く致死圏にライフを落とし込みたいクマノだが、土地が置けない。代わりに引き込んだ《ゴブリンの先達/Goblin Guide》でクロックを刻むも、この時点でのマツモトのライフは16。ゴールは果てしなく遠く、ゴブリンが相手に渡した土地でさらにゲームが難しくなる。

相手は遅いがこちらは最速。4ターン目にしてマツモトの場に《原始のタイタン/Primeval Titan》が登場。《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を二枚サーチし、ターンを返す。このターンエンドにクマノ、自らの《ゴブリンの先達》に《流刑への道/Path to Exile》。土地詰まりを打開するとともに、タイタン用のもう一枚の《流刑への道》の存在を色濃く匂わせる。

続くクマノのターン、予定調和的に《流刑への道》でタイタンを追放するも、依然としてクロックを増強できない。しかもこの《流刑への道》は相手に追加の山をプレゼントしてしまっている。

フィニッシャーこそ失ったものの、十分な手札とライフを残して5ターン目を迎えたマツモト。《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》を二枚置いてからの山セット、《砕土/Harrow》キャスト。さらに二枚の《カルニの心臓の探検》を起動して、計算するまでもない膨大なダメージをクマノに叩き込んで第一ゲームをものにした。

マツモト 1-0 クマノ

マツモト「タイタン出した返しに《反逆の印/Mark of Mutiny》あったら危なかったですよ」
クマノ「なるほど」

と、第一ゲームを振り返りながらのサイドボーディング。

Sideboarding
マツモト
in
3《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
4《稲妻/Lightning Bolt》
out
1《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
3《予感》
3《マナ漏出》
ボロス相手に遅いカードをアウトし、猛攻を捌く軽量除去と、ライフゲイン兼壁役となる《強情なベイロス》。

クマノ
in
2《コーの火歩き/Kor Firewalker》
3《魔力のとげ/Manabarbs》
out
1《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》
1《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
1《地震/Earthquake》
2《流刑への道》
相手のビッグアクションに効果的な《魔力のとげ》を投入。

Game2
先手のクマノはまたしても1マリガン。一方のマツモトはダメージ計算、ゲーム展開を組み立てながら、やや考えてのキープ。

開始早々に戦場に降り立つ《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》。2ターン目には山を置いて2点アタックしつつ、《板金鎧の土百足》を追加する好調な立ち上がり。

受けるマツモトは、これに対し除去手段を持たず、《カルニの心臓の探検》を置くが、その返しに《湿地の干潟/Marsh Flats》セットから起動で一挙9点のダメージを受けてしまう。追い打ちを掛けるクマノはこのターンさらに《コーの空漁師》で次ターンの上陸のタネを回収しつつクロッカーを増やす。

あっという間にライフが危険水域に達してしまったマツモトだが、尚も二枚目の《カルニの心臓の探検》でマナ加速を行うのみ。返しにクマノの手札からフェッチランドが置かれるのを見て、カードを片づけた。

マツモト 1-1 クマノ

SIdeboarding
マツモト
in
3《マナ漏出》
out
2《ゼンディカーの報復者》
1《耕作》
Game1後の入れ替えよりもさらにスピードへの対応を意識した入れ替え。

クマノ
in
2《テューンの戦僧/War Priest of Thune》
out
2《コーの火歩き》
相手の火力よりも、《カルニの心臓の探検》ケアを重視か。

Game3
先手のマツモト、初手を開くや否やマリガン。「きちー」との声とともにシャッフル。
対するクマノは初手をキープ。マツモトも、1マリガンで留める。

Game2のリプレイを見ているかのような《ステップのオオヤマネコ》→《板金鎧の土百足》の最速スタートのクマノ。異なるのは2ターン目に置いた土地が《乾燥台地/Arid Mesa》ということ。これ以上無い理想的な立ち上がり。

ここまで2ターン続けて土地を置くのみのマツモト、3ターン目のメインフェイズで小考。ゲームプランを考えた結果《カルニの心臓の探検》を置きターンを返す。それを見て、さらに攻勢をかけるクマノ。《ぐらつく峰》を置いてのアタックで3ターン目にしてマツモトのライフを9に。そして《テューンの戦僧》で《カルニの心臓の探検》を割り、妨害しながらもクロックを増やす。

マナ加速の手段を奪われ、ライフ・盤面両面で苦しくなったマツモト。《強情なベイロス》をキャストし流れを引き寄せようと目論むも、このビーストは返すクマノの《流刑への道》で退場。そして、《湿地の干潟》セットからの《地獄の雷/Hell’s Thunder》を加えた総攻撃が、ベイロスがもたらしたわずかなライフごとマツモトのライフを奪い去った。

マツモト 1-2 クマノ

マツモト「ボロスはメタ外だった・・・。朝まで《強情なベイロス》のところが《紅蓮地獄/Pyroclasm》だったんで、そこが裏目でした。」
クマノ「最後まで《稲妻》撃たれなかったのも大きかったですね。初手が本当に強かった・・・。」

見事、刺客が王の首を取った。

クマノ リョウスケ Wins!!

Magic 2011 GameDay Quarterfinal coverage

Magic 2011 Gameday Quarterfinal coverage

by Kouhei Sato

ゲームデイ、とはいうものの、記念のプロモーションカードが配られる以外にはいつものGCCと変わらない、参加する誰もがゲームを楽しむ風景がそこにはある。

筆者の希望でカバレージ卓に呼んでもらったのは、共にGCCの常連であり、そして共に初のカバレージマッチという二人。

———-

Magic 2011 Gameday Quarterfinal
HIdeaki Noya – Daichi Ganaha

ノヤのデッキは「蘇生ジャンド」とでも言うべきか。《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》で蘇生持ち生物や《復讐蔦/Vengevine》を捨て、墓地から蘇ったクリーチャーでビートダウンするデッキだ。一度このエンジンが動き出すと息切れすること無く殴り続けることが出来る。

一方のガナハのデッキは説明不要のTier1、ヴァラクート。M11参入以降、このデッキをトーナメント会場で見ない日はないと言えるほどのトップメタに上り詰めた、環境屈指のデッキパワーを誇るデッキ。

和やかな雰囲気の中、試合開始。

Game1
ダイスロールの結果、先手を取ったのはガナハ。

ノヤ「今日ダイス弱いんですよね」

1ターン目は《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》、《野蛮な地/Savage Lands》とお互いに自らのデッキを象徴する土地を置くスタート。初動はガナハの《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》。対するノヤも《沸騰する小湖/Scalding Tarn》起動からの《獣相のシャーマン》。構成によってはこの凶悪システムクリーチャーをメインで処理する手段に乏しいヴァラクート。この生物がどれだけ仕事をするかがゲームのカギとなる。

となれば最速を目指すしかないガナハ、《不屈の自然/Rampant Growth》キャストで森をサーチし、《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》を置いてターンエンド。《カルニの心臓の探検》の起動条件をいつでも満たせる構え。

少しでも動きを妨害したいノヤ、《朽ちゆくネズミ/Rotting Rats》キャストで森をディスカードさせ、自らは《復讐蔦》を捨てる。このターンエンドにガナハが動く。《広漠なる変幻地》起動で《カルニの心臓の探検》に3つ目のカウンターを乗せ、さらに心臓も即起動。

一気に3枚の土地を場に出したガナハは続くターン、《原始のタイタン/Primeval Titan》をキャスト。山を二枚サーチし、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》の誘発でシャーマンを除去しつつプレイヤーに3点。一気に有利な局面を構築するが、このタイタンは返しのノヤの抱えていた《終止/Terminate》で退場。

フィニッシャーを除去されたガナハは、ならばと火を噴く土地で攻める。二枚目のヴァラクートを置いてからの《耕作/Cultivate》でプレイヤーに6点を叩き込みつつ、次のターンの弾も確保。

ライフも10となり、危険水域とみたノヤは、ターンエンドに撃ち所がなく手札に抱えていた《稲妻/Lightning Bolt》二枚をプレイヤーへ。そして返しに《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》から《恐血鬼/Bloodghast》がめくれて《復讐蔦》が蘇り、エルフと蔦でアタック。ダメージレースを一気に加速させ、ガナハのライフはわずかに3。

打つ手なくターンを返すだけのガナハに、ノヤのトップデッキは二枚目の《復讐蔦》!

ノヤ 1-0 ガナハ

ガナハ「引き強えなー。勝ったと思ったのに・・・」
ノヤ「心臓に悪い・・・負けたと思った」

と対照的なコメント。

Sideboarding
ノヤ
in
3《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster》
2《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
2《強迫/Duress》
out
3《恐血鬼》
1《絞り取る悪魔/Extractor Demon》
1《獣相のシャーマン》
1《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
1《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
対策カードを積むべく、広く浅くサイドアウト。

ガナハ
in
3《強情なベイロス》
1《彗星の嵐/Comet Storm》
2《砕土/Harrow》
2《火山の流弾/Volcanic Fallout》
out
2《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
3《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
1《耕作》
2《召喚の罠/Summoning Trap》
相手の《獣相のシャーマン》を捌けるカードを投入するとともに、打ち消される心配の無い《砕土》でスピードアップを狙う。

一戦目の結果を受け、トラッシュトークにも花が咲く。

ガナハ「墓地対策してやる!!」

ノヤ「ドレッジほど墓地に依存してないんでね」

Game2
お互いにダブルマリガンからのスタート。

ガナハ「ホントに一没しそう(泣)」

と言いつつも2ターン目に《カルニの心臓の探検》を設置。ノヤも返しに《獣相のシャーマン》と順調な滑り出し。

と、思いきや3ターン目のガナハは《不屈の自然》をキャストするもののセットランドはできず、マリガンの影響が現れはじめる。一方のノヤはシャーマンの能力で《復讐蔦》を捨てて《森のレインジャー/Sylvan Ranger》をサーチし、順調にマリガン分のディスアドバンテージを補填していく。

続くガナハ、《耕作》キャストでサーチした土地もセットし、《カルニの心臓の探検》に3つ目のカウンターを置くことに成功するとともに、マナトラブルの不安を一掃。対するノヤも、《朽ちゆくネズミ》(ディスカードはノヤ《よろめく死体/Shambling Remains》、ガナハ《稲妻》)→《森のレインジャー》とキャストし、墓地から《復讐蔦》が戦場に戻ってシャーマンとともにアタック。クロックを刻みつつ墓地を肥やす。

何とか流れを押しとどめたいガナハはノヤのエンドに《カルニの心臓の探検》を起動し、《業火のタイタン/Inferno Titan》をキャスト。シャーマンとレインジャーを焼き払い、強力なブロッカーとしてノヤの前に立ちはだかる。

・・・が、これはノヤの《大渦の脈動》の前に火吹き能力を使う間もなく除去され、《よろめく死体》が蘇生して《復讐蔦》、ネズミとともにダメージを積み重ねる。

ライフが心許ないガナハ、《原始のタイタン》をキャストし、ヴァラクートと山をサーチして《復讐蔦》を除去。さらに《進化する未開地/Evolving Wilds》を置き、ヴァラクートの発射を整えてターンを返す。

このタイタンに殴られるとゲームをひっくり返されかねないノヤ、ここでトップデッキしたのは《大渦の脈動》!《原始のタイタン》の除去に成功し、残ったネズミでクロックをかけるもこれは未開地起動で排除される。

なお苦しい状況の続くガナハ。《耕作》でプレイヤーに3点を飛ばすが、これがノヤへの初ダメージと、ゴールは遠い。

一方ゴールが見えてきたのはノヤ。《血編み髪のエルフ》キャストで《朽ちゆくネズミ》がめくれ、ディスカードの能力にスタックで手札の《稲妻》をガナハへ。残りのライフを削り切るべく総攻撃を掛けるノヤの生物をキッカー込みの《彗星の嵐》で捌くが、返しのターンに打開策は無く、残ったライフを蘇生した《朽ちゆくネズミ》が削り切った。

ノヤ 2-0 ガナハ

ノヤ ヒデアキ Wins!!

Magic 2011 GameDay result

2010/08/14(土)
基本セット2011ゲームデー 開催

参加者37名のスイスドロー6回戦の後、上位8名によるシングルエリミネーションが行われました。

優勝はクマノ リョウスケさん
赤単と並び、環境最速の上陸ボロスで駆け抜けました。
優勝おめでとうございます!

2位はノヤ ヒデアキさん
蘇生クリーチャーを多用したジャンドです。
《朽ちゆくネズミ/Rotting Rats(CON)》《よろめく死体/Shambling Remains(CON)》《絞り取る悪魔/Extractor Demon(CON)》が特徴的です。

3位はサトウ シンヤさん
《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription(ROE)》型のバントビートです。

4位はマツモト ユウキさん
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》デッキです。
青をタッチし、メインから《マナ漏出/Mana Leak(M11)》や《予感/Foresee(M11)》を使う構成となっています。

それではデッキリストをどうぞ。


1st Place
Name:Kumano Ryousuke
Deck Name:代打kuma

4《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》
4《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
2《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》
1《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》
5《平地/Plains(M11)》
4《山/Mountain(M11)》

4《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
4《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
4《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》
2《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
3《地獄の雷/Hell’s Thunder(ALA)》
3《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
2《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》

4《流刑への道/Path to Exile(CON)》
4《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
4《地震/Earthquake(M10)》

Side Board
3《魔力のとげ/Manabarbs(M10)》
3《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》
2《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M11)》
2《天界の粛清/Celestial Purge(M11)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
1《無傷の発現/Emerge Unscathed(ROE)》
2《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence(ROE)》


2nd Place
Name:Noya Hideaki
Deck Name:Jund Dredge w1ns ~OGASAWARA Special~

2《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》
4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M11)》
4《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
3《沼/Swamp(M11)》
3《山/Mountain(M11)》
3《森/Forest(M11)》

3《朽ちゆくネズミ/Rotting Rats(CON)》
3《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》
4《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》
1《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》
3《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》
3《よろめく死体/Shambling Remains(CON)》
4《復讐蔦/Vengevine(ROE)》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
3《絞り取る悪魔/Extractor Demon(CON)》

2《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
2《終止/Terminate(ARB)》
4《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》

Side Board
2《強迫/Duress(M11)》
3《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
3《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》
3《虚空の力線/Leyline of the Void(M11)》
2《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》
2《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》


3rd Place
Name:Satou Shin’ya
Deck Name:

4《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》
2《活発な野生林/Stirring Wildwood(WWK)》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
1《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M11)》
1《平地/Plains(M11)》
2《島/Island(M11)》
6《森/Forest(M11)》
2《セジーリのステップ/Sejiri Steppe(WWK)》

4《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
2《極楽鳥/Birds of Paradise(M11)》
4《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》
3《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara(ARB)》

4《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
1《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
2《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription(ROE)》
2《バントの魔除け/Bant Charm(ALA)》
2《流刑への道/Path to Exile(CON)》

Side Board
3《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M11)》
3《不屈の随員/Dauntless Escort(ARB)》
2《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
2《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》
3《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk(ALA)》
2《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence(ROE)》

4th Place
Name:Matsumoto Yuuki
Deck Name:だめ、そんなに《耕作/Cultivate》(いじっ)たら《マナ漏出/Mana Leak》(もれ)ちゃうっっ

4《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》
3《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
2《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》
4《森/Forest(M11)》
1《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
2《海辺の城塞/Seaside Citadel(ALA)》
1《島/Island(M11)》
11《山/Mountain(M11)》

4《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》
3《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar(WWK)》

4《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》
4《探検/Explore(WWK)》
4《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》
3《耕作/Cultivate(M11)》
3《砕土/Harrow(ZEN)》
3《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
3《予感/Foresee(M11)》

Side Board
3《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》
3《本質の散乱/Essence Scatter(M10)》
2《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》
4《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
3《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》

Rise of the Eldrazi GameDay Final coverage

GCC Rise of Eldrazi Gameday Final

by Sato Kouhei

『Jund is Dead.』

ここ最近の国内トーナメントシーンの結果を見て、そう思ったプレイヤーも少なくないはずである。各地で行われているGPTや日本選手権予選の上位から、目に見えて「ジャンド」の数が減っているのだ。

代わりに台頭したのが青白コントロール『タップアウト』と、その派生系である『Super Friends』と称されるプレインズウォーカーコントロールデッキに加え、エルドラージ覚醒で《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》という最高の相棒を得た《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》を軸とした『徴兵バント(君主バント)』である。

そのメタゲームの推移はここGCCにも当然影響を及ぼしており、参加者の間では口々に「タップアウト対策」などと言った声が聞こえてくる。

そんな中行われたエルドラージ覚醒のゲームデイ。決勝に駒を進めたのは、文頭に挙げた『Jund is Dead.』にアンチテーゼを唱える、GCCきってのジャンド愛好者・オオクボ ヒロノブと、現状のメタゲームを的確に読み切って個性的な緑青デッキを持ち込んだタカハシ シモン。

オオクボのジャンドには「タップアウト」対策が施されており、メインボードの《豊穣の痕跡/Trace of Abundance(ARB)》は、《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》や《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》、《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》からマナ基盤を保護しながら、自身のマナ加速として活用が可能だ。
そしてサイドボードに搭載された《よろめく死体/Shambling Remains(CON)》は、青白タップアウトをトップメタの一角に押し上げた一因でもある《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》を乗り越えるパワーを持ちながら、《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》耐性も兼ね備えた一枚だ。

一方のタカハシのデッキについては若干説明が必要だろう。緑のマナクリーチャーによるマナ加速からの《酸のスライム/Acidic Slime(M10)》や《カビのシャンブラー/Mold Shambler(ZEN)》に加え、現環境の青の必須カードとすら言える《広がりゆく海》での土地破壊・マナ妨害をメインコンセプトとしている。土地を攻めるというコンセプトは、ジャンドに対しては定石とさえ言え、青白タップアウトやPWコントロールにも当然効果は大きい。
そして印象的なのがサイドボードだ。このデッキは2ゲーム目から別のデッキへと変貌する。そう、《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》と《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》を筆頭とするエルドラージクリーチャーが投入されるのだ。メインデッキのマナ加速がそのまま活かせる、非常に面白いアイディアだ。

余談ではあるが、スイスラウンドで筆者はタカハシに敗れており、型通りの動きをしないデッキで、非常にやりにくい相手だという印象を持った。

常に攻略の対象であり続けるジャンドを、どこまでも練り上げる者と、環境に割って入るべくメタゲームを読んだデッキを創り上げた者。群雄割拠と言える現在のスタンダード環境を制するのは。

Game1

先行はオオクボ。この結果にタカハシ、

「後手は厳しいなー」

と言いながら開けた手札を見るや否やマリガンを宣言。さらに、6枚となった手札もゲームをするに満たないとばかりに即マリガン。一方のオオクボは悩む事なくキープ。

ライブラリーを切り直しながら、

タカハシ「《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》でグッドゲームな気がするよ」

と、相手のデッキを踏まえた上での自虐的なコメント。5枚となったところでようやくキープ。

初動はオオクボ2ターン目の《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》。それ迎え撃つタカハシは《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》。ただしフェッチランドを二枚起動しており、《朽ちゆくヒル》相手にライフレースの面で不安を残す。

その事は当然頭に入っているオオクボ、《朽ちゆくヒル》で攻撃を仕掛け、ブロックがない事を確認して即パンプ。さらに《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》を置き、《豊穣の痕跡》を付ける淀み無い立ち上がり。

押され気味のタカハシだが、ここでダブルマリガンとは思えない動きを見せる。《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》を置いて即起動、《水蓮のコブラ》の能力で一気に3マナを捻り出し、《酸のスライム》をキャスト。《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》を破壊し、コブラで攻撃を仕掛ける。

ライフ・盤面ともに盛り返し始めたタカハシに対するオオクボは、《朽ちゆくヒル》の攻撃は《酸のスライム》と相討ちを取られるも、2体目の《朽ちゆくヒル》を盤面に追加し主導権を渡さない構えを見せる。

ならばと返すタカハシ、こちらも2体目となる《酸のスライム》をキャスト。一番破壊したいミシュラランドは《豊穣の痕跡》に守られているため、沼を破壊。

マナが伸びないオオクボだが、《豊穣の痕跡》のおかげで色マナには苦労しない。《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》で《酸のスライム》を排除し、《朽ちゆくヒル》で攻撃。マナ加速の手段である《水蓮のコブラ》を守りたいタカハシがブロック無しを宣言すると、オオクボは《朽ちゆくヒル》パンプでダメージレースに持ち込む。

ライフが心許なくなってきたタカハシ、攻勢を食い止めるべく《広がりゆく海》プレイ後、《カビのシャンブラー》をキッカー無しでキャストするが、これをものともせず攻め込むオオクボ。この《朽ちゆくヒル》の攻撃に対してタカハシ小考の末スルー。それを受けてオオクボ、当然のようにヒルパンプ。さらに第二メインにキャストされたのは《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad(ROE)》。攻撃後の《朽ちゆくヒル》をドラゴントークンに変えターンエンド。

この巨大なフライヤーへの回答をライブラリートップに求めたタカハシであるが、そのカードを確認した後投了を告げた。

タカハシ 0-1 オオクボ

Sideboarding

タカハシ
in
2《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre(ROE)》
2《引き裂かれし永劫、エムラクール》
4《召喚の罠》

out
3《茨異種/Thornling(CON)》
2《カビのシャンブラー》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M10)》

冒頭でもお伝えした変則サイドボーディングで「罠モード」に。

オオクボ
in
3《よろめく死体》
2《破滅の刃/Doom Blade(M10)》

out
2《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》
1《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》
1《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
1《瀝青破/Bituminous Blast(ARB)》

打点の高い《よろめく死体》と、ブロッカー排除の《破滅の刃》投入で、より強くビートダウンを行えるようにシフト。

Game2

先手のタカハシ、初手を見るやマリガンを宣言。Game1の再現が危ぶまれたが、6枚の手札を何とかキープ。

ファーストアクションはタカハシの《広がりゆく海》。《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》を島に変える。その後《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》キャストでマナを伸ばしに掛かるタカハシだが、返すオオクボ、《豊穣の痕跡》からの《破滅の刃》でこのマナ生物を即排除。マナ加速からの土地破壊の恐ろしさは良くわかっている。

それならばとタカハシ、次なる矢として《水蓮のコブラ》を繰り出す。しかしこれも返しのオオクボの《終止/Terminate(ARB)》でマナを生み出す事なく除去され、さらに《朽ちゆくヒル》キャストでクロックまで用意されてしまう。

なかなか思うように展開させてもらえないタカハシだが、マナ加速の種は豊富に持っており、さらに《水蓮のコブラ》をキャスト。

しかしマナが整ってしまったジャンドはここからが恐ろしい。《豊穣の痕跡》キャストからの《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》からの続唱《荒廃稲妻》で手札・ライフ・盤面と三方面からタカハシを攻め立てる。

何とか耐えたいタカハシ、ブロッカー兼土地破壊の《酸のスライム》で山を破壊。しかしこのブロッカーは返しの《大渦の脈動》で排除され、ヒルパンプでライフは5。

いよいよ苦しくなったタカハシ。キャストされた《貴族の教主》はあまりに頼りなく、返しのオオクボの《包囲攻撃の司令官》がゲームを決めた。

タカハシ 0-2 オオクボ

敗れはしたものの、その独自のデッキ構築とサイドボーディングプランで大会にインパクトを残したタカハシ。2ゲームともマリガンに襲われたのが悔やまれるが、試合後すぐに観戦者とサイドボードの検討をするなど、その目は早くも次の試合を見据えていた。

一方、『Jund is Dead.』の声を跳ね返さんばかりの快進撃で、シングルエリミネーションを全勝で駆け抜けたオオクボは、

「《よろめく死体》と《豊穣の痕跡》が強かったですね」

と、活躍したカードについてコメントしてくれた。いずれも現在のメタゲームを踏まえた調整の賜物である。

Congratulation オオクボヒロノブ!

Rise of the Eldrazi GameDay result

2010/05/22(土)
エルドラージ覚醒ゲームデー開催

今回のゲームデーの商品は参加者全員に《よろめきショック/Staggershock(ROE)》のプロモ、そして上位8人には《不死の天使/Deathless Angel(ROE)》のプロもが送られます。
最近はジャンド衰退かとささやかれ、大きい大会の上位からジャンドが姿を消す姿がちらほらと。
その流れはGCCでも見られるのでしょうか?

【GCC雑感】
ジャンド衰退?いえいえ、いつでもGCCトップメタはジャンドです(笑)
最近結果を残してる青白、そしてバント系が増加しています。
その中、上位に残るデッキはいったいなんなのか?
《不死の天使/Deathless Angel(ROE)》のお腹を手にするのは一体誰でしょうか?

それでは大会結果は↓からどうぞ

—–キリトリ—–

優勝はオオクボ ヒロノブさん
GCCのHIROといったらジャンドです。まだまだジャンドの力は健在ですよ。なんとシングルエリミで1ゲームも落さないという完全勝利での優勝です。

2位はタカハシ シモンさん
使用デッキは青緑ランデスです。サイド後は召喚の罠デッキになるようです。

3位はミズノ コウスケさん
徴兵バントです。一撃必殺で相手をなぎ倒します。

4位はハヤシ タカトモさん
こちらも徴兵バントです。エルドラージの徴兵を手に入れてからバントの活躍は目覚しいですね。

5位はマルオカ ヨウヘイさん
またまたバントです。ただこちらはエルドラージの徴兵を採用していないタイプのようです。

6位はエビエ クニサトさん
青白TOです。ノーアクザンで、ギデオンで相手を倒すタイプのようです。

7位はナリサワ ハルマサさん
ボスナヤです。復讐蔦を得たことにより、前環境よりパワーアップしています。

8位はサトウ ケンスケさん
ここでまたジャンドです。ムルダヤの巫女を採用したタイプです。

デッキ分布

ジャンド10
バントアグロ7
青白TO 5
赤緑エルドラージ
赤緑ヴァラクート
トリココントロール2
赤緑青ランデス2
青緑ランデス
バントTO
エスパーコントロール
グリクシスコントロール2
吸血鬼2
黒緑コントロール
黒単コントロール
ボスナヤ
赤黒スライ

では上位のデッキリストをどーぞ。


1st Place
Name:Ookubo,Hironobu
DeckName:バサ姉ジャンド

3《森/Forest(ZEN)》
3《山/Mountain(ZEN)》
3《沼/Swamp(ZEN)》
4《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》
4《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》
1《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》

4《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》
4《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
3《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》
2《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad(ROE)》
3《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
2《終止/Terminate(ARB)》
2《瀝青破/Bituminous Blast(ARB)》
3《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
4《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
3《豊穣の痕跡/Trace of Abundance(ARB)》

Side Board
4《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》
2《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》
2《強迫/Duress(M10)》
2《破滅の刃/Doom Blade(M10)》
2《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》
3《よろめく死体/Shambling Remains(CON)》


2nd Place
Name:Takahashi,Shimon
DeckName:BGランデス

10《森/Forest(ZEN)》
3《島/Island(ZEN)》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》

4《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》
4《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
4《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》
3《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt(M10)》
4《酸のスライム/Acidic Slime(M10)》
3《茨異種/Thornling(CON)》
4《カビのシャンブラー/Mold Shambler(ZEN)》
4《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》

Side Board
3《テラストドン/Terastodon(WWK)》
2《全ては塵/All Is Dust(ROE)》
2《瞬間凍結/Flashfreeze(M10)》
2《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》
2《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre(ROE)》
4《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》


3rd Place
Name:Mizuno,Kousuke
DeckName:ノーギデオン(持ってないだけ)

5《森/Forest(ZEN)》
2《平地/Plains(ZEN)》
2《島/Island(ZEN)》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
1《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
2《セジーリのステップ/Sejiri Steppe(WWK)》
2《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》
2《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》
2《活発な野生林/Stirring Wildwood(WWK)》
1《氷河の城砦/Glacial Fortress(M10)》
2《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M10)》

3《極楽鳥/Birds of Paradise(RAV)》
4《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
4《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》
4《不屈の随員/Dauntless Escort(ARB)》
4《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》
4《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara(ARB)》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
2《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription(ROE)》

Side Board
1《蒸気の捕獲/Vapor Snare(WWK)》
2《バントの魔除け/Bant Charm(ALA)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
4《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》
1《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence(ROE)》
2《否認/Negate(MOR)》
2《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
1《テレミンの演技/Telemin Performance(CON)》


4th Place
Name:Hayashi,Takatomo
DeckName:デコンポース

4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
4《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
2《活発な野生林/Stirring Wildwood(WWK)》
2《島/Island(ZEN)》
5《森/Forest(ZEN)》
3《平地/Plains(ZEN)》
1《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
1《セジーリのステップ/Sejiri Steppe(WWK)》

2《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription(ROE)》
4《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara(ARB)》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(RAV)》
1《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
4《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
4《不屈の随員/Dauntless Escort(ARB)》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
4《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》
4《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》

Side Board
2《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
4《否認/Negate(MOR)》
1《テレミンの演技/Telemin Performance(CON)》
4《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》
2《蒸気の捕獲/Vapor Snare(WWK)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》


5th Place
Name:Maruoka,Youhei
DeckName:Strider Bant

4《森/Forest(ZEN)》
2《島/Island(ZEN)》
3《平地/Plains(ZEN)》
3《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M10)》
3《氷河の城砦/Glacial Fortress(M10)》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
2《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
2《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》
1《活発な野生林/Stirring Wildwood(WWK)》

4《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
4《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
2《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》
3《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk(ALA)》
1《豊穣の痕跡/Trace of Abundance(ARB)》
3《取り消し/Cancel(TSP)》
4《確実性の欠落/Lapse of Certainty(CON)》
4《献身的な嘆願/Ardent Plea(ARB)》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
3《最高の時/Finest Hour(ARB)》
2《屈折の罠/Refraction Trap(WWK)》
4《バントの魔除け/Bant Charm(ALA)》

Side Board
2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》
3《軍部政変/Martial Coup(CON)》
4《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》
2《精神の制御/Mind Control(M10)》
1《屈折の罠/Refraction Trap(WWK)》


6th Place
Name:Ebie,Kunisato
DeckName:Perfect Copy Deck

6《平地/Plains(ZEN)》
6《島/Island(ZEN)》
4《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(M10)》
4《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》

4《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》
4《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》
2《原霧の境界石/Fieldmist Borderpost(ARB)》
3《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
3《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》
3《否認/Negate(MOR)》
4《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
3《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
3《思考の泉/Mind Spring(M10)》
2《軍部政変/Martial Coup(CON)》

Side Board
3《瞬間凍結/Flashfreeze(M10)》
3《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》
1《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
2《剥奪/Deprive(ROE)》
1《否認/Negate(MOR)》
4《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》
1《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》


7th Place
Name:Narisawa,Harumasa
DeckName:やすすクイックタイム

4《平地/Plains(ZEN)》
3《森/Forest(ZEN)》
2《山/Mountain(ZEN)》
4《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
1《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
1《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》
1《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M10)》
2《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
2《活発な野生林/Stirring Wildwood(WWK)》
1《セジーリのステップ/Sejiri Steppe(WWK)》

1《極楽鳥/Birds of Paradise(M10)》
4《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
2《闘争の学び手/Student of Warfare(ROE)》
1《硬鎧の群れ/Scute Mob(ZEN)》
2《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》
3《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
4《復讐蔦/Vengevine(ROE)》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
3《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
2《流刑への道/Path to Exile(CON)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
1《ビヒモスの大鎚/Behemoth Sledge(ARB)》
2《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》

Side Board
1《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》
3《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
2《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》
1《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
4《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》
4《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》


8th Place
Name:Satou,Kensuke
DeckName:ゆかり教育

3《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》
2《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》
2《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》
4《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
2《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches(WWK)》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
3《沼/Swamp(ZEN)》
3《山/Mountain(ZEN)》
3《森/Forest(ZEN)》

2《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
3《終止/Terminate(ARB)》
3《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
4《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
4《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》
3《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》
3《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
2《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya(ZEN)》
2《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt(M10)》
3《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》
2《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad(ROE)》

Side Board
1《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》
1《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》
2《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》
2《全ては塵/All Is Dust(ROE)》
3《破滅の刃/Doom Blade(M10)》
2《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》
1《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya(ZEN)》
1《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
2《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》

Worldwake GameDay Final coverage

GCC Worldwake GameDay Final

by Sato Kouhei

ゲームデイの決勝。

勝利することで賞金を得られるわけでも、より上位の大会への出場権を得られるわけでもない。
それでも多くのプレイヤーがこのゲームデイという大会に足を運ぶのは、普段遊んでいるショップであったり、いつもの草の根大会であったり、それぞれのコミュニティにおけるスタンダードの頂点という名誉のため。(一部、プロモーションカードのため。)

先に座ったオオクボの使用デッキは王道ジャンド。対するカナモリは赤白ウィニー”上陸ボロス”。

お互いに見知った仲ということもあって試合前は和やかな・0000] “GET /bof2010/teamlist10/upload/56emblem.png HTTP/1.1″ 304 – “http://www.bmsoffighters.net/bof2010/teamlist10/kprof.cgi?desc=1;sort=update_time” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.5.21022; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)”: 1 Time(s)
www.bmsoffighters.net 60.239.22.152 – - [24/Sep/2010:09:40:12 +0000] “GET /bof2010/teamlist10/upload/56teambanner.png HTTP/1.1″ 304 – “http://www.bmsoffighters.net/bof2010/teamlist10/kprof.cgi?desc=1;sort=update_time” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.5.21022; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)”: 1 Time(s)
www.bmsoffighters.net 60.239.22.152 – - [24/Sep/2010:09:40:12 +0000] “GET /bof2010/teamlist10/upload/63emblem.png HTTP/1.1″ 304 – “http://www.bmsoffighters.net/bof2010/teamlist10/kprof.cgi?desc=1;sort=update_time” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.5.21022; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)”: 1 Time(s)
www.bmsoffighters.net 60.239.22.152 – - [24/Sep/2010:09:40:12 +0000] “GET /bof2010/teamlist10/upload/63teambanner.png HTTP/1.1″ 304 – “http://www.bmsoffighters.net/bof2010/teamlist10/kprof.cgi?desc=1;sort=update_time” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.5.21022; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)”: 1 Time(s)
www.bmsoffighters.net 60.239.22.152 – - [24/Sep/2010:09:40:12 +0000] “GET /bof2010/teamlist10/upload/64emblem.png HTTP/1.1″ 304 – “http://www.bmsoffighters.net/bof2010/teamlist10/kprof.cgi?desc=1;sort=update_time” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.5.21022; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)”: 1 Time(s)
www.bmsoffighters.net 60.239.22.152 – - [24/Sep/2010:09:40:12 +0000] “GET /bof2010/teamlist10/upload/64teambanner.png HTTP/1.1″ 304 – “http://www.bmsoffighters.net/bof2010/teamlist10/kprof.cgi?desc=1;sort=update_time” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.5.21022; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)”: 1 Time(s)
www.bmsoffighters.net 60.239.22.152 – - [24/Sep/2010:09:40:12 +0000] “GET /bof2010/teamlist10/upload/68emblem.jpg HTTP/1.1″ 304 – “http://www.bmsoffighters.net/bof2010/teamlist10/kprof.cgi?desc=1;sort=update_time” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.5.21022; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)”: 1 Time(s)
www.bmsoffighters.net 60.239.22.152 – - [24/Sep/2010:09:40:12 +0000] “GET /bof2010/teamlist10/upload/68teambanner.jpg HTTP/1.1″ 304 – “http://www.bmsoffighters.net/bof2010/teamlist10/kprof.cgi?desc=1;sort=update_time” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.5.21022; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)”: 1 Time(s)
www.bmsoffighters.net 60.239.22.152 – - [24/Sep/2010:09:40:12 +0000] “GET /bof2010/teamlist10/upload/6emblem.png HTTP/1.1″ 304 – “http://www.bmsoffighters.net/bof2010/teamlist10/kprof.cgi?desc=1;sort=update_time” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.5.21022; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)”: 1 Time(s)
www.bmsoffighters.net 60.239.22.152 – - [24/Sep/2010:09:40:12 +0000] “GET /bof2010/teamlist10/upload/6teambanner.png HTTP/1.1″ 304 – “http://www.bmsoffighters.net/bof2010/teamlist10/kprof.cgi?desc=1;sort=update_time” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.5.21022; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)”: 1 Time(s)
www.bmsoffighters.net 60.239.22.152 – - [24/Sep/2010:09:40:12 +0000] “GET /bof2010/teamlist10/upload/78emblem.jpg HTTP/1??と《血編み髪のエルフ》で攻撃。ライフに余裕のあるカナモリはこれをスルーしてライフ12。

オオクボ、第二メインで《芽吹くトリナクス》をさらに二体戦場へ送り込んでさらに盤面を優位に。
このエンド前にカナモリ、《若き群れのドラゴン》本体を《流刑への道/Path to Exile(CON)》。

カナモリのターンは引いてきた《先兵の精鋭》をキャストするのみ。攻撃には行けないばかりか、このままでは逆転されてしまうためブロッカーとしての意味合いが強い。

完全に攻守が入れ替わったオオクボ、《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》をクリーチャー化し、一体で攻撃。これをカナモリ、スルーしてライフは8。
第二メイン、オオクボ《朽ちゆくヒル》追加。

カナモリ、山セットから《ゴブリンの奇襲隊》をキック無しでキャスト。

オオクボ、ドラゴントークンと《芽吹くトリナクス》で攻撃。《芽吹くトリナクス》は《ゴブリンの奇襲隊》でブロックされるがカナモリのライフは4に。さらに追加される《若き群れのドラゴン》。これで勝負ありか。

しかし続くカナモリのトップデックは

《稲妻》!

ハンドに抱えていた《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》と合わせてオオクボのライフは0に。

オオクボ「もっと殴りに行って良かったな」
カナモリ「そうだねー」

カナモリ1-0オオクボ

Sideboarding

カナモリ
in
4《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》
4《危害のあり方/Harm’s Way(M10)》
1《イーオスのレインジャー》
1《遍歴の騎士、エルズペス》

out
3《流刑への道》
2《地震/Earthquake(M10)》
1《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
4《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》

相手にアドバンテージを与えないリムーブ系除去と、火力回避になる《危害のあり方》に加え、手札破壊に耐性がつく《イーオスのレインジャー》、ブロッカーを乗り越える《遍歴の騎士、エルズペス》。

オオクボ
in
3《ジャンドの魔除け/Jund Charm(ALA)》

out
1《朽ちゆくヒル》
1《芽吹くトリナクス》
1《大渦の脈動》

軽いインスタント全体除去を投入。

早々にサイドボーディングを終えるオオクボに対し、時間いっぱいまでサイド交換を行うカナモリ。

Game2
先手オオクボはキープ、カナモリは即マリガン宣言し、手早くシャッフル。

マリガン後のハンドを見て眉間に皺を寄せるカナモリ。考えた結果キープを宣言。上陸ボロス、プレイも大事だがキープ基準も物凄く大事な要素。

後手1ターン目、カナモリの初動は《ゴブリンの先達》。即攻撃、能力で捲れるのは《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M10)》。

オオクボは沼→《新緑の地下墓地》と2ターン連続で土地をセットするのみ。

カナモリの2ターン目、《ゴブリンの先達》で攻撃(めくれたのは《終止》)でオオクボのライフは16。
第二メインでカナモリ、《板金鎧の土百足》をキャスト。土地が欲しいオオクボはライブラリートップをリフレッシュすべくエンド前に《新緑の地下墓地》を起動。

しかしオオクボの3ターン目、土地が止まってしまい、ターンを返すのみ。

相手の土地事故などお構い無し、と快調にリズムを刻むカナモリ。《湿地の干潟》セット、起動で《板金鎧の土百足》が二度上陸。《ゴブリンの先達》も合わせて7点のダメージ、オオクボのライフは8。
さらに攻勢に出るカナモリは、第二メインに《コーの空漁師》を追加(平地戻す)。

オオクボ、土地を求めてドローするも、引くことが出来ずターンを返すのみ。

そして、返すカナモリのランドセットは無情にも《沸騰する小湖》。

カナモリ2-0オオクボ

オオクボ「《ジャンドの魔除け》あったんだけどなー」

赤マナの出ないハンドをキープしてしまったことを後悔している様子だが、ここまで1日やり切った感の方が強いようだ。

勝ったカナモリにも、スイスラウンドから合わせて9回戦を戦い抜いた疲労感が伺える。

的確なプレイを続け、それにデッキが引きの強さをもたらす理想的な相乗効果を見せつけたカナモリ。

Congratulation カナモリ ユウスケ!

Worldwake GameDay Semifinal coverage

GCC Worldwake GameDay Semifinal

by Sato Kouhei

オオクボのジャンドについては準々決勝のカバレッジを参照していただきたい。
対するは、スイスラウンドを4-1-1の7位で通過し、準々決勝でジャンドを降して勝ち抜いたハセガワ。

ハセガワの使うバントは、マナクリーチャーからの高速展開をプレインズウォーカーや《数多のラフィーク/Rafiq of the
Many(ALA)》でバックアップし、殴り切るアグロタイプ。そこに、アドバンテージエンジンとして《石鍛冶の神秘家/Stoneforge
Mystic(WWK)》が搭載され、突破力補助として各種装備品がシルバーバレットされた独特のデザインだ。

オオクボとハセガワは、毎週のように神奈川県のとあるカードショップで行われるドラフトコミュニティの住人であり、こうして関東各地のトーナメントにもともに足を運び研鑽し合う間柄。筆者もその一員なのだから試合前のトラッシュトークにも花が咲く。
二試合続けてオオクボの試合のカバレッジを書くこととなった筆者に対し、

オオクボ「今日はサトウさん全部俺の試合のカバレッジ書くことになりますよw」

ハセガワ「じゃあ俺がスタックでカバレッジのカバレッジ書くし」

と、意味が分かるのか分からないのか分からない雑談も、試合開始まで。

Game1
ダイスロールで4のハセガワに対し、12を出したオオクボが先手。

オオクボは即キープ宣言。ハセガワはやや考えた後、

ハセガワ「さすがにこのハンドじゃできねぇ」

と、マリガン後の6枚の手札をキープ。

1ターン目は土地を置くだけのオオクボに対し、返しのハセガワ、森から《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》。しかしこのマナ生物は返すオオクボの《稲妻/Lightning Bolt(M10)》で退場。バントのマナ生物の重要性は誰もが知るところ。

勢いを削がれたハセガワ、《セジーリのステップ/Sejiri Steppe(WWK)》を置いてエンド。

返すオオクボ、《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》から森をサーチし、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》をキャスト。

動きの思わしくないハセガワ、《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》を置くのみてターンを返す。

続くオオクボのターンの《朽ちゆくヒル》の攻撃に対しブロックが無いことを宣言するハセガワ。それでもなお「2点で」と言うオオクボに対し、《霧深い雨林》起動の島サーチから《バントの魔除け/Bant Charm(ALA)》で《朽ちゆくヒル》をデッキの底へ。
第二メインのオオクボ、《新緑の地下墓地》沼サーチから《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M10)》をキャストし、ビーストトークンを出してエンド。

反撃に出たいハセガワ、《霧深い雨林》を置いて《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》をキャスト。

返すオオクボ、ビーストで攻撃。これをハセガワ、少し考えてから《聖遺の騎士》でブロックを宣言し、《霧深い雨林》起動で4/4に成長させるが、オオクボの《稲妻》で退場。さらに追い打ちをかけるようにオオクボの第二メイン《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》キャストで土地をディスカードさせ、《野生語りのガラク》でトークンを追加。この状況に思わず

ハセガワ「キツ」

との声が漏れる。

手札、盤面とも苦しくなったハセガワは返しに《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》を出すのみ。

返しにオオクボはトークンで攻撃し、ハセガワはこれをスルー。第二メインのオオクボの《荒廃稲妻》でハセガワのハンドは0に。
さらに《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》を追加するオオクボの返しに、ハセガワのトップデッキはこの状況では何とも頼りない《貴族の教主》。

押せ押せのオオクボ、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》続唱から《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》で《水蓮のコブラ》を排除。
そのままフルパンチをハセガワ《貴族の教主》でブロックするが、次のドローを確認して投了を宣言。

ハセガワ0-1オオクボ

Sideboarding

ハセガワ
in
2《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle(ZEN)》
3《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》
3《瞬間凍結/Flashfreeze(M10)》

out
3《流刑への道/Path to Exile(CON)》
2《バントの魔除け》
2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
1《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》

ジャンドに効果のあるカードを投入し、効きにくいカードを抜く王道サイドボーディング。

オオクボ
in
2《死の印/Deathmark(M10)》
2《強迫/Duress(M10)》
1《バジリスクの首輪》

out
1《芽吹くトリナクス》
1《朽ちゆくヒル》
1《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》
2《稲妻》

サイドインされるであろう《ジュワー島のスフィンクス》を睨んで《バジリスクの首輪》、バントに刺さる除去の《死の印》、カウンター対策の《強迫》。

ハセガワ「お互いサイドとかだいたいわかりますよね」

言葉には出さないが同意した様子のオオクボ。ジャンド対バントのマッチアップを何度も重ねている両者らしいやりとり。

ハセガワ「マリガンのせいにしちゃいかんな。」

気持ちを切り替えて、さぁ2ゲーム目。

Game2
先手のハセガワは即キープ。後手のオオクボはやや考えてキープ。

ハセガワ、森から《貴族の教主》のロケットスタートの構え。対するオオクボは《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》セット。

ハセガワ、《セジーリのステップ》を置いて《貴族の教主》で攻撃。お題目通りのロケットスタートとはいかず。

オオクボ、これを見て返しの《稲妻》で《貴族の教主》を除去。

またしてもマナ生物を焼かれテンポを削がれたハセガワ、《新緑の地下墓地》セット即起動から《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M10)》をキャスト。

返すオオクボは《芽吹くトリナクス》でプレッシャーをかける。

受けて立つハセガワ、《水蓮のコブラ》を出すが、ここで土地が止まる。

チャンス到来のオオクボ、《芽吹くトリナクス》で攻撃、それをハセガワスルー。
さらに《野生語りのガラク》キャストでプラス能力の土地アンタップから《稲妻》で《水蓮のコブラ》を排除。

返すハセガワは《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》をセットするのみ。

オオクボ、《強迫》で《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth,
Knight-Errant(ALA)》、《ジュワー島のスフィンクス》、《数多のラフィーク》と言ったハンドから、《バントの魔除け》を抜き、ガラクのアンタップ能力から《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》が降臨。

土地が伸びず、盤面も苦しいハセガワ、トップから引いて来た《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》で《包囲攻撃の司令官》本体を除去。

返すオオクボ、《野生語りのガラク》大マイナス能力のオーバーランからの総攻撃で、

ハセガワ「何点あります?」

と尋ねるものの、オオクボの計算を待たずに敗北を宣言するハセガワ。

ハセガワ0-2オオクボ

ハセガワ「いつもHIROさんとやると勝っても負けてもレポート短いんでねw」

オオクボ ヒロノブ 決勝進出!

Powered by WordPress | Theme: Motion by 85ideas.