Open Title Tournament 田都記念2012 Round 6

 

by Kouhei Sato

 

Takuma Honpo – Kunisato Ebie

 

3-1-1の10ポイントでTop8進出には勝利のみが求められる両者はスタンディングを見に行くことなく試合の準備を始める。

 

使用デッキはホンポが緑白のビートダウン、エビエがバントカラーの《出産の殻/Birthing Pod》デッキと「青白Delver」「白青人間」が多い会場の中では目を引くデッキ同士のマッチアップとなった。

 

 

Game1

先手エビエはダブルマリガンだが《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim》、2ターン目には《出産の殻/Birthing Pod》設置とそれを感じさせない立ち上がりを見せると、ホンポも《極楽鳥/Birds of Paradise》からの《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》と好調な出だし。

 

エビエはさらに《ヴィリジアンの密使/Viridian Emissary》プレイから《殻》起動で《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator》をサーチしてマナと攻め手を強化。

 

5/6を前に流石の《十字軍》も攻めにいけないホンポは《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》をキャスト。《殻》のコスト支払いでライフが減りがちのエビエ本体の直接射撃を狙う。

 

《スカーブの殲滅者》アタックから《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》プレイ、《殻》起動でダブルマリガン分のアドバンテージをあっという間に補填したエビエは《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk》サーチで地上を固める。

これの展開を前にホンポはアタックに行けないものの、《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》が隙あらばアタックをと睨みを利かせる。

 

しかしその目論見を薙ぎ払うエビエのターン。《殻》起動で《霊誉の僧兵》を生け贄に《霜のタイタン/Frost Titan》をサーチすると、さらに2枚目の《殻》キャスト即起動で《タイタン》を生け贄に登場した《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》がホンポ陣営の弱小戦力を一掃。

パワー7にパンプアップした《スカーブ》のアタックがホンポにリーチを突き付ける。

 

エンド前に《マスティコア》の4点でエビエのライフを8まで減らしたホンポだが、もはや《ノーン》の支配下である地上からのアタックで勝てる道はなく、マスティ砲」も1ターン間に合わず、続くエビエの戦闘宣言がそのままホンポの投了宣言となった。

 

ダブルマリガンとは思えない圧倒的な展開でエビエがゲーム1を制する。

 

ホンポ0-1エビエ

 

 

 

Game2

初動が《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》とゆっくりスタートのホンポに対し、《極楽鳥》→《極楽鳥》・《ヴィリジアンの密使》→アタック後《出産の殻》設置起動で《刃の接合者/Blade Splicer》をサーチと着々と構築されるエビエの盤面。

 

ホンポはようやく攻め手第1号《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》を送り出すが、返す《忘却の輪/Oblivion Ring》で即追放。

エビエは第二メインに《接合者》を生け贄に《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》をサーチしてエンド。

 

続くホンポのアタッカー第2号はこと《剣》がある状況ではこちらの方が危険な存在である《ミラディンの十字軍》。

これに《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》でストップをかけるエビエだが、ホンポの《忘却の輪》がそれを退け《戦争と平和の剣》装備の《十字軍》の痛烈な一撃が決まる。

 

《太陽のタイタン/Sun Titan》で《刃の接合者》を釣ってゴーレム2体をブロッカーとして用意するエビエ。それに対し《極楽鳥》、《マスティコア》と並べて別角度からのアプローチを狙うホンポ。

 

返すターンに《極楽鳥》生け贄に《殻》を起動、《幻影の像/Phantasmal Image》サーチで《ミラディンの十字軍》をコピー・・・したところで返しに負けているとのことで投了を宣言したエビエ。どうやら《タイタン》を生け贄に《大修道士、エリシュ・ノーン》を持ってくればダメージが足りていた計算のようだ。

 

ホンポ1-1エビエ

 

 

Game3

両者7枚のカードを手に、ホンポ《アヴァシンの巡礼者》、エビエ《ヴィリジアンの密使》で開幕。

2ターン目ホンポは《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》を送り出すが、これは《密使》のアタックが通った後《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》で即追放。

 

続いて送り出されたホンポの《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》がトークンを生成。これに対しトークンを《忘却の輪》で追放し、2体アタックで《ガラク》を排除するエビエ。小気味良い攻防が繰り広げられる。

 

その後ホンポの《刃砦の英雄》キャストをエビエが《ワームとぐろエンジン》で止め、その《ワーム》が《忘却の輪》で追放される先程もあったような展開。

《刃砦の英雄》アタックはトークン1体こそ《悪鬼の狩人》に捕まるが先制パンチを叩き込むことに成功。第二メインには《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》を追加し《殻》に制限をかける。

 

《密使》で殴り返した後、《刃の接合者》《忘却の輪》と展開してホンポの《輪》を追放し、《ワームとぐろエンジン》を復活させるエビエ。

これを前に攻め手が止まるホンポだが、アタックしてきた《ワームとぐろエンジン》を《内にいる獣/Beast Within》で破壊してライフゲインを阻止。ダメージ射程圏にエビエのライフをとどめるが、普段は2体の3/3が3体並んでしまう。

 

《天使の運命/Angelic Destiny》を《刃砦の英雄》に付けて空中から突破を狙うホンポだが、兵士トークンが《ワーム(絆魂)》と《スラーン》に捕まり実質ダメージは4点に止まると、返しの《刃の接合者》《悪鬼の狩人》をブロッカーに残しての総攻撃を前に《レオニンの裁き人》、兵士トークンでチャンプするものの返しのアタックでも点数が足りずに、投了を宣言。

 

試合後の検討で、《内にいる獣》を《忘却の輪》に撃って《ワーム》を追放すれば余計なトークンが出ずに勝っていたのでは、とホンポ。お互いにミスで星を1つずつ落としたギリギリの戦いでひとつのミスが致命傷となった両者だが、ゲーム1で驚異的な動きを見せたエビエがシングルエリミネーションへの扉を開いた。

 

ホンポ1-2エビエ

 

 

 

エビエ クニサト Wins!

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