Open Title Tournament 田都記念2012 Round 1
by Kouhei Sato
Yuuya Watanabe – Daichi Ganaha
前回優勝者のマツモトが不参加ということで一回戦のフィーチャーマッチに悩んでいた筆者であったが、ペアリングシートを見た瞬間その悩みは解消された。
「僕みたいな新参呼んでいいんですか?」と言いながらやってきたのはこの記事を読んでいる方には説明不要であろうワタナベ ユウヤ。「常連の人を呼んだ方が良いのでは?」と心配してくれたが、普段GCCではお目にかかれないプロプレイヤーが優先だろう。
町田は自宅から近いんですが今まであまり機会がなくって・・・と話すワタナベを前に緊張の面持ちなのはGCC常連勢の一人ガナハ ダイチ。昨年末のLimits・Finalsでは良い思い出が無かったというだけに、ここで挽回できるか。
「一度やってみたかったんですよね」と話すガナハに対し「楽しくやりましょう」と返すワタナベ。日程や立地が噛み合って実現した貴重な巡り合わせなだけに、好勝負を期待したい。
Game1
両者キープで始まったゲーム1。《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》でスタートのワタナベを《宿命の旅人/Doomed Traveler》で迎え撃つガナハ。デッキの色は同じだが構成は大きく異なりワタナベが「青白Delver」、ガナハは「白タッチ青人間」のようだ。
《秘密を掘り下げる者》は虫にはならなかったが、2体目の《秘密を掘り下げる者》と《幻影の熊/Phantasmal Bear》と連打するワタナベの立ち上がり。
《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》を呼んだガナハの上を《思案》を捲って《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration》に変身した「虫」が《熊》とともに総攻撃。さすがに全部通すわけにはいかないガナハは《旅人》で《熊》をチャンプして被害を6点に留める。
お返しとばかりに2体で攻撃するガナハ、第二メインに《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》を設置し殴り合いの構えを見せる。
《撤廃者》の支援で《戦争と平和の剣》を自由に使われるとダメージの計算が難しくなるワタナベはここで手を止め一考。出した答えは再度の全員攻撃からの《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》を送り出してのダメージレース真っ向勝負。
《剣》を持ったスピリットトークンのアタックが追加のダメージとともに幾許かのライフゲインをガナハにもたらす。第二メインに《撤廃者》の横に《旅人》を置いてブロッカーを並べるが、その動きもワタナベの範疇。総攻撃の後の《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》で11点のライフを余すことなくピタリと削り切った。
ワタナベ1-0ガナハ
Game2
土地過多気味のハンドをマリガンするガナハ、その宣言を待ってワタナベもマリガン。6枚の手札を両者キープ。
平地を置いてエンドのガナハの初手を《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》で覗くワタナベ。公開されたのが
《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》
《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
《清浄の名誉/Honor of the Pure》
《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》
それを見た上で《金属海の沿岸》セットでターンを返す。ガナハは見られていた《撤廃者》を召喚してエンド。
島を置いて《はらわた撃ち/Gut Shot》を《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》「表裏」して《撤廃者》を除去。行動制限を解除する。
ガナハは剣の装備先を《機を見た援軍》のトークンで確保すると、ワタナベも《援軍》。こちらはライフゲインのオマケ付き。
ガナハは《戦争と平和の剣》、《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper》と展開してターンエンド。
これで地上が固まったかに見えたが、《思案》でプランを立てた上でワタナベの総攻撃。これが全て通り、第二メインに《秘密を掘り下げる者》でターンエンド。
ガナハはトークンのひとつに《剣》を装備、ブロッカーの《秘密を掘り下げる者》を寝かせてアタックするが、これは《蒸気の絡みつき》で排除。ガナハは二体目の《ギデオンの法の番人》を置いてエンド。
ワタナベのアップキープ、積み込んでおいた《思案》を捲って《秘密を掘り下げる者》が《昆虫の逸脱者》に変身。
第一メインの《思案》の3枚を前に文字通り思案したワタナベは《幻影の像》で《瞬唱の魔道士》をコピー。ガナハはオリジナルの方の《瞬唱の魔道士》をブロックしてライフは8。
第二メインに《思案》をフラッシュバックしてターンエンド。
トークンに《剣》を装備、《法の番人》で《幻影の像》を除去してのアタックでようやく剣を通したガナハ、ライフも15-10まで盛り返す。
尚も殴り合いは続く。「虫」こそ《法の番人》でタップされるが兵士トークン3体が通るワタナベの攻撃。第二メインに《忘却の輪/Oblivion Ring》でガナハの頼みの綱である《剣》を排除に成功。《幻影の熊》を出してエンド。
攻め手の軸を失ったガナハは《清浄の名誉/Honor of the Pure》を置いてエンド。返しのワタナベのアタック前に《熊》と「虫」をタップし、トークン1体をブロックして15-5。凌いだに見えたガナハだが、ワタナベの次の一手は満を持しての《聖トラフトの霊》!
ガナハもトップした《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》を出し、返しにバウンスがない事を祈るも、フルパンチからの《瞬唱の魔道士》の無情な《蒸気の絡みつき》フラッシュバックがゲームの終わりを告げた。
ワタナベ2-0ガナハ
ワタナベ ユウヤ、神戸までの往復チケットに向けて好スタートを切った。
